探査機の概略




 MUSES−C探査機の重量は約500kgで、 その姿勢は基本的には太陽電池パドルを太陽の方向に向けるように制御されます。 電波でも往復に何十分もかかる遠いところにある正確な形さえ判らない小惑星に 接近するために、この探査機は高い自律機能を持ち、カメラの撮像やレーザー高度計に より距離や形をとらえ、探査機自身がその場でどういう行動をとるべきかを考えます。 また従来の探査機に比べても画期的な軽量化が行われる予定で、 各種の搭載機器は日本の技術を結集して開発されます。

探査機概略形状

初期重量(推進薬含む)
電気推進系推進薬搭載量 化学推進系推進薬搭載量 サンプル収集機構 再突入カプセル 航法誘導制御系
大きさ
約500 kg
約65 kg 約50 kg 約10 kg 約20 kg 約40 kg
約1.5 m x 約1.5 m x 約1.2 m

推進エンジンシステム

電気推進 種類
電気推進 発生推力と比推力
発生デルタV量
化学推進エンジン 種類
化学推進エンジン 発生推力と比推力
キセノンを用いたマイクロ波イオン電気推進
15 mN, 2,980 sec
4,000 m/s
NTOとヒドラジンによる2液推進エンジン
20 N, 290 sec

電力システム

太陽電池 種類
太陽電池 面積
バッテリ 諸元
Gallium Arsenide - 700 kW
12 m2
Nickel-metal hydride・容量15 Ah

通信システム

使用帯域
高利得アンテナ 諸元
高利得アンテナ 送信出力
X-band / S-band
直径1.5 m 探査機固定
20 W (X-band)




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