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イオンエンジン運転再開後の軌道情報が更新されました.
はやぶさの,地球に対する瞬時最接近距離は,160万km にまで近づきました.
はやぶさの掲げる大きな目標は,地球への帰還,すなわち往復の飛行にあります.
はやぶさの飛行計画では,一旦地球に捕らえられる段階を経由しませんので,ど
の時点で,地球にもどれたと述べてよいのかは,難しい質問です.
地球の「引力圏」の大きさについては,いろいろな定義があり,(1/3) 乗則によ
れば 216万km,(2/5) 乗則によれば 92万kmを引力圏の半径と述べる場合もあり
ますが,Hill 圏として 150万kmとするのが合理的です.無限小の第2天体に対す
る ラグランジュ点 L1, L2 点までの距離は,Hill 圏半径に等しく,L1, L2点は
Hill 圏球面上にあるといえるからです.
もともと明瞭な境界があるわけではないですが,尺度として,このpage では,
Hill 圏を引力圏としています.
来週の軌道情報の更新時には,はやぶさの,地球に対する瞬時最接近距離が地球
の引力圏の内側に入ったと発表することができると思います.
*瞬時最接近距離が地球の引力圏の内側に入ったと言っても,そのまま地球に捕
獲されて地球を周回しはじめるわけではありません.

 

Fig.1:このまま、その時点から弾道飛行した場合の地球との最接近距離

Fig.2:紙面は、おおまかには、水平線が赤道面で、左手が太陽方向の赤道面鉛直面。 
Fig.1と同様に、その時点から弾道飛行した場合の地球と最接近通過点

Fig.3:地球を原点として、その時点から弾道飛行した場合の、地球に相対的な飛行軌跡、
紙面が黄道面。

(注)Fig.1の日時は、弾道飛行に移る時点を示すもので、実際の地球帰還日ではありません。






 

 

 
 
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